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よくあるご質問

ドーピング/アンチ・ドーピングについて

ドーピングとは何ですか?
ドーピングは、スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとするものです。また、そのような行為を隠す行為を指します。
ドーピングは、フェアネスの精神に反し、自分自身の努力や、チームメイトとの信頼、競い合う相手へのリスペクト、スポーツを応援する人々の期待などを裏切る、不誠実で利己的な行為です。

ドーピングに該当する行為
ドーピングはなぜいけないのですか?
ドーピングが蔓延すると、フェアなスポーツは成立しなくなります。 そして、スポーツの土台を支える「フェア」が無くなってしまうと、その上に築かれている、スポーツが持つ多様な価値は壊れてしまいます。
それは、スポーツの社会的な信用を失墜させることにもつながります。さらに、ドーピングは健康上の被害を引き起こす可能性がある危険な行為でもあるのです。
アンチ・ドーピングはなぜ必要なのですか?
アンチ・ドーピングは、スポーツにおけるフェア、スポーツの価値を守る活動です。 アンチ・ドーピング活動を推進することで、フェアなスポーツが約束され、スポーツの価値はもっと多様に広がっていきます。そして、すべての人たちが安心してスポーツを心から楽しめるようになります。

アンチ・ドーピングとは?
アスリートではありませんが、アンチ・ドーピング活動に参加できますか?
アンチ・ドーピング活動は、アスリートだけでなく、スポーツをする、みる、ささえるなど、スポーツに関係するすべての人が関わっていく活動です。
ドーピング検査員や、教育・啓発活動に関する協力者などJADAと直接連携する活動もあります。また、アンチ・ドーピングについて知ることや、自身の身の回りの人とアンチ・ドーピングについて話したり、SNS等で発信することもアンチ・ドーピングの推進にとってとても重要な活動です。ぜひ、一緒にフェアでクリーンなスポーツをつくっていきましょう!
アンチ・ドーピングのルールにはどのようなものがありますか?
アンチ・ドーピングのルールは、全世界、全スポーツで統一されたルールとして「世界アンチ・ドーピング規程」に記載されています。

世界アンチ・ドーピング規程について

治療薬や治療使用特例(TUE)などの医療的な質問について

スポーツで禁止されている物質や方法のルールにはどのようなものがありますか?
スポーツで禁止されている物質や方法は、「禁止表国際基準」に記載されており、一部を除き全世界、全スポーツ統一のものです。

禁止表国際基準について
服用しようとしている薬が、禁止物質かどうかを調べるにはどうしたらよいですか?
①Global DRO JAPANサイト(薬・成分検索システム)を活用し、商品名もしくは成分を検索することが可能です。

Global DRO JAPANサイト(薬・成分検索システム)

②JADA公認スポーツファーマシストに相談することができます。公認スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する正確な情報・知識を持った薬剤師です。全国のスポーツファーマシストは、都道府県ごとや、様々な条件で絞り込むことが可能です。

スポーツファーマシスト検索ページ

また、公益社団法人日本薬剤師会に協力を頂き、薬剤師会アンチ・ドーピングホットラインを設定頂きました。薬についての問合せは、原則FAXで問合せするようにしてください。

薬剤師会アンチ・ドーピングホットライン
治療のため、どうしても禁止物質を使用したいのですが?
J治療のために禁止物質がどうしても必要な場合には、治療使用特例(TUE)を申請します。TUEの付与には条件があり、申請後、審査を経て付与が認められれば、使用することができます。
また、国際大会に参加するアスリートは国際競技連盟などに提出する必要がありますので、所属競技団体に問い合わせてください。

治療使用特例(TUE)について
競技会前30日を過ぎてしまいましたが治療使用特例(TUE)の申請は可能ですか?
TUE申請書は受付けて、審査を行います。しかし、審査に時間を要するため、競技会までに判定ができない可能性があります。 TUEが認められなかった場合、禁止物質や禁止方法の使用は、アンチ・ドーピングのルール違反となります。
治療使用特例(TUE)の付与期間を確認したいのですが?
TUEの審査結果についてJADAから申請者本人に判定書が送られます。TUEが付与されている場合は、その期間が判定書に記載されています。
ぜん息治療薬の注意点は何ですか?
①吸入サルブタモール、吸入サルメテロール、吸入ホルモテロールおよび糖質コルチコイドの吸入は用法用量を守って使用するかぎりは、 禁止されていません。よって、これらの薬を用法用量を守って 吸入使用する際は、TUEは不要です。
②吸入サルブタモール、吸入サルメテロール、吸入ホルモテロール」以外の吸入ベータ2作用薬を使用する際は、あらかじめ医療情報を添えて、TUE申請が必要です。JADAへの提出には、「気管支ぜん息治療に関するTUE申請のための情報提供書」をダウンロードして使用してください(詳細については、こちら)。TUE付与のためには、禁止されていない薬剤では代替えできない医学的理由が必要です。
風邪の時はどうしたらよいですか?
禁止物質を含まない薬がありますので、症状に応じて医師から適切な処方を受けてください。その際には、①自分がドーピング検査の対象となる可能性があること ②禁止物質が含まれてない薬を処方してほしいことを伝えてください。
医師がアンチ・ドーピングの知識を十分に持っていない場合は、公認スポーツファーマシストとの連携を依頼するようにしましょう。公認スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する正確な情報・知識を持った薬剤師です。

スポーツファーマシスト検索ページ
関節に注射をしたときはどうしたらよいですか?
注射する薬剤を確認してください。糖質コルチコイドは経口使用、静脈内使用、筋肉内使用および経直腸使用が禁止されています。これら以外の使用方法(関節内注射、関節周囲注射、腱周囲注射、硬膜外注射、皮内注射、吸入など)は禁止されていませんので、TUEは不要です。
大会直前にケガをして、緊急に病院で「糖質コルチコイド」を関節に局所注射(局所使用)しました。どうしたらよいですか?
医師に医療記録(カルテ、様式任意)の保存を確認してください。
糖質コルチコイドの関節内注射は禁止されていませんので、TUEは不要です。
しかし、競技会ドーピング検査の結果、糖質コルチコイドが検出された場合は
①JADAがアスリートに使用状況を問合せ、 ②アスリートは関節内使用の証明書(医療記録のコピーなど)をJADAに提出し、 ③JADAが検出結果とその証明書とが矛盾しないかを確認し、関節内使用かどうかを判断します。
JADAが関節内使用であると確認した場合は、アスリートは違反なしと判断されます。
上記の②において医療記録が必要となるため、アスリートは必ず医療記録の保存を医師に確認してください。
病院で点滴(静脈内注入)をしたときはどうしたらよいですか?
 「静脈内注入(点滴)」という方法と、「注入した薬剤」について確認が必要です。
①「静脈内注入(点滴)」について・・・12 時間あたり計100mL を超える静脈内注入(点滴)は禁止されています。しかし、 入院設備を有する医療機関での治療およびその受診過程、外科手術または、臨床検査の過程において正当に受けるものは禁止されず、TUEは不要です。医療機関以外あるいは無床診療所で12 時間あたり計100mL を超える静脈内注入(点滴)をした場合は遡及的TUEが必要です。
②「注入した薬剤」について・・・注入(点滴)した薬剤について禁止物質が含まれるか否かを確認してください。禁止物質が含まれる場合には、その物質に対する遡及的TUE申請が必要です。
漢方薬は使用しても問題ありませんか?
禁止物質を含有することがはっきりしている漢方薬があります。また、それら以外の漢方薬でも、全ての含有物質が明らかになっているわけではないため、禁止物質を含まないと断定することが困難です。また、TUEは禁止された「物質」に対して付与する手続きのため、漢方生薬(いろいろな物質が混合したもの)に対して付与することはできません。

ドーピング検査について

ドーピング検査にはどのような種類がありますか?
ドーピング検査には、競技会でのドーピング検査、競技会以外でのドーピング検査(自宅やトレーニング場所など)があり、検体としては尿と血液があります。

ドーピング検査の目的
ドーピング尿検査はどのように行われますか?
一連のドーピング検査の流れはこちら
どの競技会でドーピング検査が行われていますか?
ドーピング検査の透明性、独立性を保つため、ドーピング検査が行われる競技会は公表されていません。

アンチ・ドーピングに関するルール違反について

ドーピング検査で陽性になったらどうなりますか?
ドーピング検査時に、アスリートの検体はAとBの2つに分けられ、それぞれ保管されます。A検体の分析結果に疑わしい所見が見られた場合、アスリート本人に通知が届き、本人が要求すればB検体の確認分析が行われます。B検体もA検体と同じ所見であれば、世界アンチ・ドーピング規程や、各国際基準に則って、違反の有無や、違反だった場合には資格停止を受ける期間などが公平な環境で判断されることになります。
アンチ・ドーピングのルール違反をすると、成績の自動的抹消や、スポーツの活動が一定期間中できなくなります。

違反が問われたときは?
違反をすると、どうなるのか?
誰が違反に関する罰則を決めていますか?
JADAや競技団体から独立した独立した機関である「日本アンチ・ドーピング規律パネル」が、世界アンチ・ドーピング規程や、国際基準に則って中立かつ公正な判断を行います。

違反が問われたときは?

サプリメントについて

サプリメントでアンチ・ドーピングのルール違反となる場合がありますか?
サプリメントが原因だと考えられるアンチ・ドーピングのルール違反が、海外、国内においても発生しています。
サプリメントに禁止物質が入っているか調べるにはどうしたらよいですか?
サプリメントや栄養ドリンクは医薬品とは異なり、商品の成分表にすべての原材料を表示する義務のない「食品」に分類されています。よって、ラベルやパッケージに表示されていない物質が、それらの商品に含まれている可能性があります。表示されている物質(天然成分由来を除く)については、禁止物質であるか調べることができますが、表示されていない物質については調べることができないため、商品自体に禁止物質が入っていないと保証することはできません。

アンチ・ドーピングとサプリメント
サプリメントのリスク軽減のための指標はありますか?
「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」を参照ください。ただし、本ガイドラインに基づき提供される情報は、「リスク低減のための指標」であり、製品の完全なる安全を意味するものではありません。

スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン
JADAサプリメント分析認証商品はどのような位置づけになりますか?
・JADAが展開してきたJADAサプリメント認証プログラムは2019年3月31日をもって終了することと致します。
・新たな枠組みの周知期間およびアスリート等への情報提供期間として、2019年3月末までに認証を取得した製品については、最長でも2020年3月31日までサプリメント分析認証プログラムの存続を認めることとなりました。

JADAについて

JADAとは何の略称ですか?
JADA(ジャダ)は英文名称「Japan Anti-Doping Agency」の略称です。日本語の正式名称は「日本アンチ・ドーピング機構」です。
JADAは何をするところですか?
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、アンチ・ドーピング活動を通して、スポーツが公正に行われるための基盤を整備し、スポーツのさらなる発展と普及を支え、感動と誇りと活力にあふれたより良い社会を目指すことを目的とした組織です。
具体的な活動については、「JADAの事業と活動」を参照ください。
JADAやJADAの活動を取材できますか?
報道関係者、各メディアの方で取材を希望される方は「お問い合わせ」より、ご連絡ください。
JADAのホームページに掲載されている資料を使用できますか?
使用を希望する資料と、使用目的、使用機会、その他詳細を記載の上、「お問い合わせ」より、ご連絡ください。
新規加盟団体になるための条件を教えてください。
加盟団体は、国内統括団体のみに限られています。
その他にも、アンチ・ドーピング委員会の設置や、規程の整備、必要書類(組織図や定款など)の提出などが必要になります。

その他

ドーピング検査員にはどうしたらなれますか?
ドーピング検査の募集については、JADAのホームページでご案内します。募集の際に、応募資格や資格取得までのステップをお知らせ予定です。
公認スポーツファーマシストにはどうしたらなれますか?
公認スポーツファーマシストは、薬剤師を対象とした認定制度です。募集資格やスケジュールについては、公認スポーツファーマシストサイトで確認ください。

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