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ごあいさつ

会長 赤間高雄 2021年夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。コロナ禍で無観客での大会でしたが、日本代表選手のすばらしい活躍もあり、多くの感動が生まれました。長引くコロナ禍で暗くなりがちな社会においてスポーツが持つ力をあらためて実感した大会でした。
言うまでもなく、スポーツは楽しいものです。たとえ、スポーツをすることがちょっと苦手だったとしても、スポーツの経験を何年か後に仲間と振り返ることは楽しいことです。スポーツはその競技のルールのもとで公平に競い合うので、勝ったことだけではなく、負けたこともその後の人生に生かすことができます。
公正な競い合いは見る人にも楽しい思い出を残します。多くの人がスポーツ好きで、スポーツに魅力を感じ、そしてスポーツの力を経験しています。

ドーピングはスポーツ共通のルールで禁止されています。つまりドーピングは反則です。反則を認める競い合いはスポーツではなく、楽しい経験にはなりません。アンチ・ドーピングはスポーツの楽しさをまもるために必要なことです。

日本では、ドーピングをする競技者は世界平均よりも少ないのですが、残念ながらゼロではありません。ドーピングをする競技者が少ないという日本の特長をより強化していくことが大切です。公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構は、日本や世界でドーピングをする競技者がいなくなり、みんながスポーツを楽しめる社会となることを目標として活動しています。

皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

会長 赤間高雄