スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン
ご利用上のお願い
本ガイドラインは日本アンチ・ドーピング機構(JADA)により設置されたサプリメント認証枠組み検証有識者会議が発行するものです。
2017年9月に設置された有識者会議では、アスリートがスポーツの場面で使用することが想定されるサプリメント(以下、サプリメント)に起因するドーピング違反発生リスクの低減に向けたより良い枠組みを策定するために協議を行ってきました。
本ガイドラインの目的は、サプリメントに起因するドーピングリスクの低減並びに情報発信の枠組みを策定するとともに、同枠組みが適切に運用されるために必要な工程に関する情報提供を行うことです。
また、文部科学省がスポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律第11条第1項に基づき、スポーツにおけるドーピング防止活動に関する施策を総合的に推進するための基本的な方針を定めており、その方針の「第3.ドーピング防止活動の推進に関するその他必要な事項」の「3 栄養補給剤に関する情報提供及び指導」において、ガイドラインガイドラインの必要性が示されております。
尚、本ガイドラインは、「リスクの低減のための指標」を提供するものであって、完全なる安全を保証するものではありません。
また、本ガイドラインの内容は、将来的に追加、修正がなされる可能性があります。従って、本ガイドラインを使用する場合にはサプリメントに起因するドーピングリスク低減の枠組みに関する最新の情報も参考にする必要があります。
サプリメント認証枠組み検証有識者会議
委員長
境田 正樹