教育
スポーツに関わるすべての人が、アンチ・ドーピングの理念やルールを理解し、行動に移していくために、教育啓発・情報提供活動を行っています。
教育における戦略計画
2021版世界アンチ・ドーピング規程及び教育に関する国際基準等 に則したアンチ・ドーピング教育の推進のため、スポーツ庁委託事業の一環として「2021Code/ISEの履行に向けた教育に関する検討会議」を設置し、日本オリンピック委員会、日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会、日本スポーツ協会、日本スポーツ振興センター、大学スポーツ協会、全国高等学校体育連盟、日本中学校体育連盟及び有識者が参画し、JADA及び国内スポーツ関係団体が対応すべき事項を戦略計画としてとりまとめました。啓発プログラム
例えば、ユースのアスリートが参加する競技会にブースを設置し、そのなかでアンチ・ドーピングのクイズを行ったり、スタッフとの会話を通して、アスリートが楽しみながら参加できるプログラムを展開しています。
教育プログラム
参加する人の立場や年齢により適した研修会とするため、グループディスカッションやロールプレイなどをおりまぜながら、効果的なプログラムを検討しています。
加盟団体の支援
世界アンチ・ドーピング規程2015版から、アスリートがアンチ・ドーピングの理念を理解し、より具体的な行動を実践するため、アンチ・ドーピング教育活動における競技団体の責任がより明確化されています。
JADAは、加盟団体と連携のもと、以下の活動を行っています。
- 競技団体が自身の競技特性や強化プランをもとに、より効果的なアンチ・ドーピング教育活動を主体的に展開できるよう、その年間計画の策定支援
- アスリートやサポートスタッフへの研修会実施
- 競技団体の教育担当者向けの講師養成講習会の開催
- 啓発プログラムの実施と運営の支援
教育啓発・情報提供に関する教材制作
対象となる人の立場(アスリート、サポートスタッフ、家族、医療関係者など)や、その年齢に合わせて教材のポイントを明確化し、専門家との意見交換を行いながら、正確でわかりやすい表現を目指して開発、改訂をしています。
教材は、対象となる人に届くよう競技団体と連携し、展開を行っています。
学校を対象としたプログラム(スクールプロジェクト)
学校教育の中で授業展開しやすいよう、指導案や事例集をダウンロードできるサイト運営や、主に教員の方を対象としたワークショップを開催しています。
スクールプロジェクトサイト