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2027年版世界アンチ・ドーピング規程及び国際基準の改定に係る意見収集(第二段階)

2023年9月末~12月にかけて実施された世界アンチ・ドーピング規程(世界規程)及び国際基準の第一段階意見収集(コンサルテーション)に引き続き、第二段階の意見収集が開始されました。今回は、以下の図における赤矢印部分となります。

第一段階で世界中から寄せされた意見を基に、世界規程と各国際基準のドラフトが作成され、今回のドラフト公開に至りました。今回の第二段階意見収集においては、これらドラフトに対しての意見収集となり、実際の世界規程及び各国際基準の具体的な内容に対する意見提示の機会となります。

第一段階同様に、当機構では「2027年版世界アンチ・ドーピング規程及び国際基準の改定に係る意見収集特設サイト」を立ち上げ、世界規程及び各国際基準に対して、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が作成したドラフトの英文原本と自動機械翻訳により日本語に翻訳した文書を掲出し、国内の関係者に広く周知し、意見収集を行いたいと考えております。なお、自動機械翻訳による日本語訳は、翻訳内容の正確性の検証を行っておりません。英文原本の理解促進の補助的位置づけとして掲出となりますので、予めご了承ください。

アスリートやサポートスタッフが直接影響を受ける規程及び世界基準であることから、皆様による積極的な意見提示をお願いいたします。

つきましては、以下に示す意見収集の手続きに沿って、皆様からのご意見の提示をお願いいたします。皆様からのご意見を当機構にて取り纏め、WADAへの提出を予定しております。

意見提示の締め切り:2024年9月20日(金)

  • パリ2024オリンピック・パラリンピック開催期間と重なってしまいお忙しいこととは存じますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

ご意見の提出

  • まずは、世界規程及び各国際基準のドラフト及び改定ポイントのサマリーをご確認ください。
  • このページの最後にある「意見入力」をクリックしてご入力ください。
  • 7件の世界規程/国際基準が提示されています。
  • ご意見集約の都合から、提示いただくご意見はそれぞれ対象とする世界規程/国際基準を選択してご提示ください。
  • 一度にご提示いただけるご意見は最大30コメントまでとさせていただきます。30コメント以上ご意見がある場合には、2回以上に分けてのご提出をお願いいたします。
  • 30コメント以下のご意見につきましても、複数回に分けてご提出いただくことも可能です。
  • 一旦作業を中断する場合には、その段階までのご意見提示をご提出いただき、後ほど、再度、作業を再開してください。一度ご提出いただいたご意見については、再度の提出は不要です。

ご提示いただいたご意見については、JADAにて取り纏めた上でWADAへ提示をしたします。
WADAへの提示内容についての公開は予定しておりませんので予めご了解ください。

世界アンチ・ドーピング規程

フェアでクリーンなスポーツを守り、クリーンなスポーツに参加するアスリートの権利を守るためのものです。全世界・全スポーツで共通のもので、スポーツに参加するみんなの約束事です。アンチ・ドーピングの基本原則や、ドーピングの定義、アンチ・ドーピング規則違反などのルール、アンチ・ドーピングを推進する個人や組織の役割と責務などが記載されています。

検査に関する国際基準(IST)

検査手続きが定められた国際基準です。
ドーピング検査の具体的な手順や、ドーピング検査におけるアスリートとアンチ・ドーピング機関の権利・義務に関するルールです。

教育に関する国際基準(ISE)

アンチ・ドーピングの教育、情報提供などに関する国際基準です。

治療使用特例に関する国際基準(ISTUE)

禁止表に掲載された禁止物質や方法を、治療目的のために使用せざるを得ない場合、治療使用特例(TUE)を申請することができます。この国際基準では、その申請に関する手順や、TUEの付与または承認の検討手続き、不服申し立てについて記載されています。

結果管理に関する国際基準(ISRM)

アンチ・ドーピング規則違反の事案が発生した時の結果管理手続きに関する国際基準です。

ドーピング調査及びインテリジェンスに関する国際基準(ISII)

2027年版から新たに追加される国際基準であり、ドーピング行為に対する情報調査に関する国際基準です。

プライバシー及び個人情報の保護に関する国際基準 ※仮称 (ISDP)

アンチ・ドーピング活動に関連して処理される個人情報のデータ保護や、プライバシー保護に関する国際基準です。