アジア・オセアニア国際アンチ・ドーピング・セミナーを開催
Japan Sports Agency and JADA host "2024 International Anti-Doping Seminar in Asia & Oceania"
JADAは、スポーツ庁共催のもと、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)と連携し「アジア・オセアニア国際アンチ・ドーピング・セミナー」（2024年12月11～12日）を開催しました。
本年のセミナーは「Empowering the Clean Sport Community: Sharing Practical Insights and Fostering Collaboration」をテーマとして、アジア・オセアニアを中心とした30以上の国と地域から、会場に100名を超える関係者が集まりました。
武部新文部科学副大臣からご挨拶を頂き、日本とWADA及びアジア・オセアニア各国及び地域との連携への取り組みに対する感謝の言葉をいただきました。また、JADA会長の赤間が、2027年に改定が予定されているアンチ・ドーピング規程（世界規程）と国際基準の更新に向けた取り組みの重要性を強調し、WADAアジア・オセアニア事務所所長の山本氏からは、WADAの戦略計画、世界規程と国際基準の改定についての展望が共有されました。
2日間にわたるセミナーでは、世界規程の改定にむけたAthlete-Centered Approachについて意見を交換するセッションや、教育と検査のシナジーをテーマにしたワークショップなどを実施し、参加者が積極的な意見交換と情報共有を行いました。
多くの参加者が自国の組織に新たな知見を持ち帰ることで、アジア・オセアニア地域のクリーン・スポーツ・コミュニティーが一層強化されるものと考えております。
当機構は、今後もWADAやアジア・オセアニア地域のアンチ・ドーピング機関をはじめとして様々なパートナーと連携し、クリーンでフェアなスポーツのために、積極的な活動を展開して参ります。
The Japan Anti-Doping Agency (JADA), in collaboration with the World Anti-Doping Agency (WADA) and under the auspices of the Japan Sports Agency, successfully hosted the annual International Anti-Doping Seminar in Asia & Oceania on December 11-12, 2024, having more than 100 participants from over 30 countries in attendance. This seminar aimed to enhance anti-doping practices and foster collaboration among clean sport practitioners in the region.