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日本アンチ・ドーピング機構と国際検査機関(ITA)との拡大連携協定の締結について

ニュース

公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構は、(所在地:東京都文京区、会長:赤間高雄、以下 JADA)は、スイス・ローザンヌに本部を置く国際検査機関(International Testing Agency、 以下 ITA)との間で、連携協力を拡大し強化する協定を締結いたしました。

JADAとITAは、緊密な協力を通じ国際的レベルでのクリーンなスポーツへの取り組みをさらに強化するために、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)シンポジウム開催中(3/21~22)のスイス・ローザンヌにて、2020年に締結した検査領域に関する協力協定を拡大し、結果管理、教育、研究、国際DCO(検査員)研修など、アンチ・ドーピング活動における幅広い分野での両者の連携・協力関係を更に強化することを目的とした拡大連携協定を締結しました。

JADAとITAの間では、2020年に検査領域に関する協力協定を締結、2021年には東京2020オリンピック大会についてITA、大会組織委員会を含めた5者による組織間協力の覚書を締結し、検査体制の構築、大会期間中の検査遂行など、国際的なドーピング検査活動に大きな貢献をしてまいりました。
このたびの拡大連携協定により、両者のアンチ・ドーピング活動の連携が広い分野で実施されることで、世界におけるクリーンなスポーツを守る取り組みに、更なる貢献をおこなうことが期待されます。
JADAは、引き続き、国際的な機関との連携を通じ、国際的なアンチ・ドーピング活動に取り組むとともに、
国内アンチ・ドーピング体制の強化を進めてまいります。

赤間 高雄(JADA会長)コメント

ITAとは、東京2020大会の開催前に数か月間に渡って世界規模で実施された事前検査タスクフォース、大会期間中の検査活動などをはじめとする多くの場面で連携した活動を行ってまいりました。
両組織間の確固たるコミットメントが、JADAとITAの広範な事業分野の連携を通して、日本および世界におけるクリーンスポーツを守るためのより大きな力となることを期待しています。

ヴァレリー・フーネイロン(ITA会長)コメント

東京2020大会に向け始まったITAとJADAの検査領域における卓越した協力関係は、今回の拡大連携協定により、将来にわたる継続的なパートナーシップへと発展しました。
私たちは、JADAとともに、日本および国際的なレベルでのクリーンなアスリート、スポーツへの献身的な取り組みを続けていきます。

※ITAは、国際オリンピック委員会(IOC)によりに設立され、国際競技連盟(IF)や大規模大会の主催者等に対して、ドーピング検査の企画・立案・実施、TUE運営管理、教育、結果管理等のアンチ・ドーピングに係わるサービスを提供する組織(2018年設立、本部:スイス・ローザンヌ)です。