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WADA公開「COVID-19ワクチンの位置づけ」について

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世界アンチ・ドーピング機構(WADA)より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンに関する声明が公開されました。

WADA clarifies position on COVID-19 vaccines(12月11日公開)


声明には以下内容が記載されています。

  • WADAでは、COVID-19対応の一環として、SARS-Cov-2ワクチンについて、禁止表国際基準と照らし合わせ明確な情報を提供したいと考えている
  • 複数のワクチンが開発、配備されており、その組成に関して決定的な声明を出すのは時期尚早であるが、WADAはすべての入手可能な情報をモニターし、ワクチンの内容物に問題がある場合は、アスリートや、アンチ・ドーピング関係者へ助言を行う
  • このパンデミックの状況下において、WADAはアスリートの健康が一番重要であると考えている。万が一、ワクチンによってアンチ・ドーピング規則違反が生じる可能性がある場合は、ワクチンとアンチ・ドーピングの原則が相反しないよう、WADAはすべての結果管理を監視する
  • ワクチンは新規ではあるが、アンチ・ドーピングのルールに反すると考える理由は現在のところ無い
  • WADAは、スポーツにおけるドーピングを目的とした医薬品の誤用や乱用の防止に向けた覚書を締結しているファイザー社を含む製薬企業、およびその国際統括団体である国際製薬団体連合(IFPMA)と連携し、現在使用されうるワクチンの正確な組成の確認を行っており、関連情報を得られ次第、アスリートやアンチ・ドーピング関係者へ発信を行う

JADAは、WADAと連絡を図るとともに、今国内アスリート、各スポーツ統括団体・競技団体、医療従事者等に対して、今後も最新情報について提供を行って参ります。