統一のルール
世界中の全ての人々が、公平で公正なスポーツに参加することを保証できるよう、アンチ・ドーピングのルールは、世界のどこでも、等しく、同じルールが適用されています。それが、世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency; WADA)が公開する「世界アンチ・ドーピング規程」です。
世界アンチ・ドーピング規程は、みんなが守るべき、みんなのルールとして、様々な人々の意見を集約して生まれたものです。もし、たとえたった一人の参加者でも、このルールを守らずにドーピング行為をするならば、スポーツはスポーツとして成り立たず、スポーツが社会に対して担う役割をも裏切ることになります。だからこそ、スポーツに関わる全ての人々が、個々の競技を越え、アンチ・ドーピングに協力し、参加する必要があります。