TUE申請の流れ
TUEの申請手続き
STEP1TUE申請に必要な書式を確認
TUE申請書は、すべて英語で記載してください。
申請時に必要な書類は、下表の『申請時の状況』によって、●の書類を揃えてください。
TUE申請に必要な書類は、以下のリンク先から最新のものをダウンロードして使用してください。
STEP2TUE審査に必要な疾患別の医療情報例
以下は、各疾患のTUE審査時にアスリートに対して提出が求められる医療情報の例です。
これら以外にも確定診断に使用した情報があれば、その複写を添付文書としてご提出ください。
下記に記載されていない疾患に対するTUE申請を行う場合は、各疾患の診療ガイドラインに沿った医療情報をご提示ください。なお、『診断名のみの診断書』は、客観的に診断を示す医療情報としては認められません。検査結果等をご提出ください。
STEP3TUE申請書を作成する
TUE申請書類を郵送する前に、注意すべき点をご確認ください。
TUE申請書類を作成後、アスリート(あるいは医療機関)が以下の宛先へ郵送してください。
※アスリートの方は、必ず書類のコピーを保管してください。
〒112-0002 東京都文京区小石川1-12-14 日本生命小石川ビル4階
(公財)日本アンチ・ドーピング機構 TUE委員会
STEP4TUE申請を提出後
TUE申請書類の提出後、3名以上の医師で構成されたTUE委員会にて申請書類が審査されます。
- TUE申請書類に不備があったり、必要な情報が不足している場合、再提出が必要となります。
書類に不備がある際は、TUE委員会からアスリートへ通知文が郵送されます。 - 必要に応じて、再度TUE申請書類や追加情報の作成が必要となります。
- 審査終了後、判定書がアスリートへ送付されます。
注意すべき点
- TUE申請手続きは、原則、治療前に申請する手続きです。
- TUE申請手続きは、審査のため、原則付与が必要な日の30日前までに申請してください。ただし、30日前を過ぎても受付します。
- TUE審査は、付与の条件に該当しなければ却下と判定されます。(審査は、医師で構成されたTUE委員会によって行います。)
- アスリートは、TUEが認められていない状況(TUEが付与されていない状況)でドーピング検査の対象となった場合、アンチ・ドーピング規則違反と判断される可能性があります。したがって、TUE申請手続きに必要な医療情報の提供にご協力ください。
- TUEは、『禁止物質・方法』を特定して、その物質・方法の治療目的使用を認める手続きです。そのため、漢方薬(生薬)等の複数の成分を含有するものは、規則上、審査の対象ではありません。
- 競技者の競技レベル、参加する競技会によって、申請の期限と申請先が異なります。(参考情報1と2を参照してください。)
- TUE申請に必要な書類は、JADAのWebサイトから最新のものをダウンロードして使用してください。
- TUE申請書類は、すべて英語で記載していただく必要があります。
- 検査結果等のご提出にご協力ください。
- 『診断名のみの診断書』は、審査において必要書類としての医療情報としては不十分のため認められません。
- 緊急治療(遡及的申請)時の申請には、必ず緊急治療であったことが証明される所見などの医療情報が必要です。